こんなに寒くても冷え性と気づかないこともある

今日はクリニックの辺りは雪も降る寒い1日でした。

こういう日はほとんどの冷え性の方は寒いと感じると思うのですが、

中にはそうでない方もいます。

その代表格は男性と子供です。

先日会った一例をお話ししたいとおもあいます

それは慢性鼻炎で受診された男の子でした。

診察した結果冷えがベースにある鼻炎と判断し、

それにあった薬を処方したところ、2診目にはだいぶ良くなっていました。

そこで自分の判断が正しかったことを確認し、

「冷えがベースにありますね」

とお話させていただきました。

それで少し残っている症状に対して

薬は同じで量を少し増やして対応しました。

そして迎えた3診目。

良くなっているだろうなと思いきや予想に反して

「少し悪くなっている」というではありませんか。

なぜかな?と思いましたが、服装を見てすぐにわかりました。

この寒い時期に学校の体操服のまま短パンで来ていたのです。

本人に「寒く感じたりしませんか」と聞いても

「感じないです」と言います。

そこで足を触らせてもらうと明らかにかなり冷たいのです。

お母さんも足が冷たいのは知っていましたが、

本人が寒がらないので特に気に留めていなかったようで

家でもいつも薄着ということでした。

男性や子どもの場合、自分が冷え性だとは想像すらしていないケースがあります。

体を触って明らかに冷たかったり、少し温めた方が気持ちいい場合は

冷え性の可能性がかなり高いです。

ですから自分が冷え性だとは思ってない方もたまには自分の体を触って

セルフチェックしてほしいと思います。


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